まだ少女の頃、偶然機織り(はたおり)をしている姿を見たことがあります。 ギィー・カシャ・トントン・ギィー・カシャ・トントン・・という単調な作業の繰り返しで布が少しずつ出来上がっていく様子はとても 不思議で時間を忘れて見つめていました。 織りと一口に言っても、古着などを裂いてよこ糸にする裂き織り、絹のふし糸で織る紬の着物、毛糸で立体感のある織り方をするラグマットなどいろいろです。 |
私が大学で染織の勉強をしていた頃に手に入れて今も使い続けている織機は1m幅の布まで織れる大きなものでたぶんうまく使いこなすには6畳間の専用スペースは必要そう・・つまり織りはちょっと前までなんとなく憧れていても条件が揃わないと飛び込むことのできない世界でした。 でも5年位前から持ち運びできるサイズの卓上の織機を各メーカーが取り扱うようになりました。 卓上といえども立派な織機、さまざまな技法を用いた作品を作り出すことができます。 私は織りの楽しさをもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、作品の提案や卓上織機での教室や、コンクールなど日々活動しています。 織りに興味を持ってこのページを開いたのなら、是非他のページもクリックしてくださいね。 |