Studio A Week(スタジオ ア・ウィーク)とは
最近は個人名で活動することがほとんどで 庭木染工房A Weekという名称を使うことはほとんどありませんが、最初につけた箕輪直子の個人工房の名前がこの名称でした。 結婚して海外転勤の後に落ち着いたのは市川市菅野の一軒家でした。 染めや織りが「仕事」と呼べるものになるかはわからないけれど、ずっと続けていきたいことの「はじめの一歩」の記念につけたのがこの名前です。 庭木染はわたしの造語です。 市川の家はかなり古いけれども 100cm幅の織機をゆったり置ける間取りと庭がありました。 庭にはつつじ・南天・つわぶき・きんもくせい・薔薇・クチナシ・柿・みかんetcたくさんの植物と樹木が植わっており、それらの植物を使ってたくさんの染色サンプルをつくりました。 東京のど真ん中 皇居の近くで生まれ育ったわたしが草木の染めに興味を持った頃、染めに使う植物といえば染料店で購入するか、山の奥深く探し回るか とにかく身近で手に入らないものばかりでした。 でもごく普通の庭にあるどんな植物でもその植物なりの色素を持ち、染めを楽しむことはできるという意味で庭木染とつけました。 |
A Weekの由来はロシア民謡の「一週間」からきています。 「月曜日は市場へ出掛け糸と麻を買ってきた~金曜日は糸巻きもせず、土曜日はおしゃべりばかり~テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ~」というのどかな歌詞が気に入り、こんな風にずっと染織を続けられたらいいなぁと思ってつけました。 市川に住んでいた頃には想像もしなかったくらい「仕事」の範囲が広がり、10年位前に法人化しました。 組織は大きくなっても 自分が素敵!とか面白い!と感じたことを、わかりやすく、親しみやすく、そして私自身も楽しみながら伝えていくというテーマはずっと変わりません。 その変わらない気持ちを込めて、法人名を「有限会社ア・ウィーク」と名付けました。 そして2011年秋、品川区五反田に直接触れて、目で確かめて、直接お話しできるStudio A Weekをオープン! また新たな展開へと進もうとしています。 |